子猫 | ブリーダー直販.com
子犬を迎えた日
お引渡し当日は可愛くて抱っこしがちですが、子犬は環境の変化やストレスにより疲れています。安静にしてあげてください。
★家に着いたら★
・移動中の車中は意外と空気が乾燥しています。家に着いたら、飲み水をお皿であげてください。無理に飲ませる必要はありません。
・子犬はトイレとトイレの間隔が短いものですが、移動中落ち着かずトイレを我慢している子も少なくありません。トイレシーツの場所に連れて行きましょう。しばらく様子を見てしないようであれば、子犬が落ち着けるクレートの中やサークルに移して、そっとしてあげて下さい。
・ご飯は家に着いて1?2時間が過ぎ、少し落ち着いた頃にあげましょう。
★子犬との接し方★
子犬を迎え入れると かわいくて、どうしても子犬を構ってしまいたくなると思います。
しかし、子犬は移動の疲れ、環境の変化により どんなに元気な子でもストレスがかかっています。人間と同じようにストレスにより消化器系が弱り下痢、食欲不振などの体調不良を引き起こすこともあります。そのようなストレスを和らげてあげるためにも 2、3日はそっとしておいてあげてください。代わる代わる触ったり、抱っこしてみたり、追い掛け回すことは避けて、ぐっすり寝かせてあげて下さい。
子犬から構ってほしくて じゃれついてきたら、その時は一緒に遊んであげてください。
また、飼い主さんも子犬を観察することは大切ですが、神経質になりすぎてストレスを受けることのないよう“自分達のペースに子犬を合わせる”くらいの気持ちで迎え入れてあげてください。
常に傍にいて子犬と接していると、人間に対する依存心が高まり過ぎて、悪影響を及ぼす事があります。子犬であっても、一人にする時間を作ってあげてください。ずっと一緒にいることが大切なのではなく、一緒にいる時間が充実していることが大切なのです。
家族の一員となり何をするにも“人間と一緒に!”と考えてしまいがちですが、犬であることを忘れずに、犬の習性、本能、特徴を第一に考え接してあげてください。
★室温★
子犬の体温は平均約38度です。まだ温度差に対しての抵抗力が弱いので、部屋の温度管理には十分気をつけてください。床付近は温度が低めなことを考慮して、子犬の時期は室内温度を夏は26度前後、冬は24度前後に設定しください。特に季節の変わり目は昼間は暖かくても、明け方などは冷え込むので十分注意してください。
子犬のお迎え時期が10?5月でしたら、ペットヒーターを使用することをお勧めします。留守中などエアコンを使うよりも経済的です。(ただし、低温火傷を防ぐ為ペットヒーターをタオルなどで包んであげたり、子犬がヒーターを避けれるスペースも忘れずに)
★夜鳴き★
新しい環境で不安な上に、兄妹や親犬と離れてしまうので寂しくて、夜鳴きをしてしまうかもしれません。
これは、どうしても避けられないことです。基本的に「無視」が鉄則です。叱ったり、逆に優しい言葉を掛けてあげると逆効果です。数日間は我慢してください。
大抵は時間が経つと鳴きやみます。
詳しい対処法は子犬のしつけをご覧ください。
★健康状態★
子犬は慣れない環境で緊張して大人しくなります。
飼い主さんにとっては、ただ単に緊張して大人しいだけなのか、体調不良で元気がないのか判断しにくいものです。
そんな時は、便の状態、食欲の有無で様子を見ましょう。
まず、便の状態が良く、食欲があれば問題ありません。(便は引き取ったその日はしない子もいますが、次の日にはするでしょう)
身体が小さい子は血糖値が低くなる低血糖症になりやすいので、注意が必要です。
環境の変化で食欲がなくなることや、下痢が続いて脱水症状になってしまうことが原因で起こります。
詳しくは子犬の健康をご覧下さい。
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